ひとづくりのまち井原

令和4年度|井原中学校・2年

ワーク&ライフ職場体験
〜令和版 職業体験を通したPBL学習〜

担当【瀬川 寿樹】

課題設定

  • 10年後、どのような姿になっていたいかを想像させ、身につけるべき力や能力を考える。

情報収集

  • 体験する事業所について調べるとともに「やりがい」や「生きがい」を学ぶ。

整理・分析

  • 企業からの課題を解決するため、資料や情報を収集し、整理、分析する。

まとめ・表現

  • スライドを使って企業からの課題に対する解決案を提案する。
成果

コロナ禍に関わらず、企業にもWin-Winの関係(新しい発見や時間の確保、人材交流の観点)で活動できた。
・「職場体験」を第2学年の単一的な学校行事ではなく、1年からの活動と関連させ、3年の進路へとつなげる活動ができた。
・年間を通して実践することで、職業観の醸成につながった。
・グループでの協働も含めながら、「挑戦する力」の向上のため、発表や企画を各個人で実践することで、一人ひとりが主体的に実践することができた。
・キャリア教育の一番の基盤は家庭での保護者との会話にある。その中で、今回のキャリア教育は、学校・地域・企業だけでなく、しっかり保護者のフィードバックやアドバイスを取り入れることで、「家庭」とのつながりをキャリア教育の中に盛り込むことができた。
・生徒が主体的に活動でき、3つの力を意識して学習することができた。
・人前で話すことが苦手な生徒も、趣旨を考えながら積極的に取り組み、自分の強みや弱みに気づき、未来(10年後)のありたい姿と目標を宣言することができた。

課題

キャリア教育は学校単位で実施しているが、市全体として取り組むと地方創生につながるのではないか。その中で、行政や地域が絡むことで、生徒の達成感にもつながる。
(例:井原中2年でなく、市内5つの中学校から数名でAグループからHグループぐらいまで作成して、チームで企画・プレゼン・実践・結果報告・表彰をする)

来年度に向けて

修学旅行では、関西方面でのキャリア教育として、企業体験を行程に取り込む