少子高齢化・人口減少・見通せない将来
少子高齢化と人口減少は、小地域での行事などの担い手不足にとどまらず、労働力不足が地域経済全体へ影響し地域経済の縮小がさらに少子化や人口流出に拍車をかけてしまう恐れがあります。
また、地域格差の拡大、国家間の対立、分断など社会情勢がますます複雑化していることに加え、気候変動や地球温暖化防止のための二酸化炭素排出抑制など、成長ありきであった過去の経験や知識だけでは対応できないことも多く将来を見通すことが難しい状況が続いています。
子どもたち自身は
2020年7月に市内の高校生を対象に実施したアンケート調査では、本市が「好き」あるいは「まあまあ好き」と回答した割合が約84%と大多数をしめるものの、5年前の調査と比較すると5.4ポイント減少しています。
また、進学希望者を対象とした卒業後の本市への移住意向の設問では「ぜひ住みたい」「すぐではないがいつかは住みたい」との回答が29.8%と5年前と比較して3.6ポイント減少しており、本市への愛着の低下が見られるほか将来住むつもりがない理由として、希望の就職先がないことが6割を占めています。
井原市についての思い
進学した学校を卒業後の井原市への居住意向
未来のために
子どもたちが個性を発揮して、成長することを願わない人はいないと想います。また、進学や就職のため井原市を離れることを、人口減少の抑制を理由に否定することもできません。
そんな中、子どもたちの将来のため、井原市の将来のため、いま、私たちにできることは…
ふるさと井原を愛( I )し、ふるさと井原のために実行( Do )する 井原への確かな「 IDentity 」をもった人材の育成と考えます。