大好き、井原︕
担当【永井 達弥】
課題設定
- 昨年度末の総合的な学習の時間の内容を振り返る。
- 野上地区のために何かできることがしたいという気持ちをもつ。
- 野上地区のために自分たちにできることをしようという学習課題を設定する。
情報収集
- 自分たちにできることを考える。(個人→グループ→全体)
- クラスとして何に取り組んでいきたいか、理由をもとに話し合う。
- 地域の方に自分たちの考えをどのように伝えるのか考える。
- 取り組み内容の理由・具体・質問したいことを整理する。地域の方へ伝える練習をする。
- 地域の方へ、自分たちが考えた取り組みを伝える。
整理・分析
- 考えた取り組みを実現するにはどうしたらよいか具体的に計画を立てていく。
- 友だちと相談したり役割分担をしたりしながら、協力して進めていく。
- コロナの影響でできないことが出てきたため、どうすれば当初の目的が達成できる活動になるか考える。
- 最終ゴールにたどり着くには、何をする必要があるのか意見を出し合い、整理していく。
まとめ・表現
- 地域の方に協力してもらい、ベンチを作成していく。
- 自分たちも最後まで責任をもってベンチ作りを行う。
- ベンチ作りに携わった方へ感謝をする。
- ベンチにつける紹介カードを作成し、取り付ける。
- ベンチを実際に置き、地域の方の役に立っている場面を見る。
- 成果
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自分たちが考えたことを地域の方に伝えたときに、すべて受け止めてくださり「協力するよ。」と言ってくださったことが、子どもたちの心に大きく残った様子だった。地域の方が自分たちのことをこんなに思ってくださっているんだと感じ、そこから主体性が生まれた。
- 課題
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児童発案のため、どこまで児童ができるのか見極めが難しかった。そのため時間がかかりすぎてしまうことがあり、見通しの甘さが出てしまった。
- 来年度に向けて
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地域の方の思いを聞く機会は、地域の方のすごさや価値観を知ることができるだけでなく、児童の学習に対する姿勢を前向きにするものだと感じたので、今後も地域の方とのかかわりを適切な場面で取り入れながら学習を進めていきたい。