やさしさの輪を広げよう
担当【井上 克信】
課題設定
- 国語科及び道徳科の学習を通して、UDについて知る。
- 美星⼩学校の児童数の推移や井原市の年代別人口内訳を⾒て、少⼦⾼齢化 社会について考える。
- 少⼦⾼齢化社会が⾃分たちの周りで起きていることに気付き、⾃分たちが地域のためにできることは何か考える。
情報収集
- 身の回りにある点字が付いているものやUDの例となる写真を用意し、共通点について考える。
- 校内のUD・バリアフリーを探し、その意図や使い方について調べる。
- 福祉体験や地域の聴覚障害者との交流を通して、高齢者や障害のある方が困っていることや苦労していることを体験し、理解する。
- 社会福祉協議会の方に高齢者や障害のある方の苦労についての話を聞いたり、実際の取り組みや質問をしたりする。
整理・分析
- 体験したことを振り返る。発信に向けて、プレゼン作りをする。
- 課題ごとに分かれ、調べたい内容を考える。
- 調べたことをプレゼンテーションソフトを使ってまとめる。
まとめ・表現
- 体験したことをまとめ、発表する。
- 今の自分たちにできることを考え、特別養護施設との交流を計画する。
- 他学年または、地域の方へ発表し、交流する。
- 成果
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地域の少⼦⾼齢化や福祉体験を通して、⾼齢者の苦労に気付くことができ、⾃分たちにできることはないかと⾃分事として考えることができた。
学習を通して、次は何を調べる必要があるか、⾃分たちが家庭や⽣活の中ですぐに実践できることはないか、児童が主体的に考えて活動することができた。 - 課題
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感染症対策のため、特別養護施設との交流を直接⾏うことができなかった。
調べたいことが個々によって⼤きく異なったため、1グループが3名程度の活動となり、協同的な活動ができにくかった。⼤きな括りとして3〜4名グループの構成で活動すると、より考えが深まったり、活動が活発したように思う。 - 来年度に向けて
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実践する場を特別養護施設との交流のみで考えていたので、それ以外にも実践できる場を提供できるとよい。