わたしたちの夢について考える
担当【牧野 晴香】
課題設定
- 6年生になり、自分達の将来について考えることが増える中で大人や将来の夢に関心をもった。そこで、「夢に近づくために自分ができることを考え、実行し、自分の未来にいかしたい」という願いを設定した。
情報収集
- 大人とは何かクラスの中で話し合い、考えを広げた。その中で大人への理解が深まったという声が上がったため、自分の思う大人な行動を集め、大人検定を行なった。
整理・分析
- しかし、結果は低く、大人のことを理解しているつもりになっていただけと気づいた。
- そこで地域の大人の方から人生や仕事の話を聞き、情報を集めた。
- 結果、お手本にすべき大人が、たくさんいることに気付いた。
まとめ・表現
- また、話を聞いたことによって得た気づきを「大人力」と名付け、自分の言葉でまとめた
- そうすることでより学びを確かなものにすることができた。
課題設定
- 自分達が気付き、価値づけた大人力を未来にいかしたいという新たな願いを設定。そこで「2年生プロデュース大作戦」に取り組んだ。
情報収集
- 実際に2年生と話をして、実態を把握したり、低学年にとって分かりやすい方法を調べ、どのようにアプローチをしていくのか考えた
整理・分析
- その結果、スライドやミッションを設定した。
- 大人力の中に「相手意識をもって仕事をする力」「挑戦し続ける力」などがあり、その視点を意識し、完成したスライドを自分達で見直し、より低学年にも分かりやすいように改善した。
課題設定
- これまでの学習を活かして、さらに自分の将来の夢について考えるという課題を新たに設定した。
まとめ・表現
- 非認知育成プログラムを実施する。
- なりたい職業の魅力ややりがいなどを調べたり、自分の特性について考えたりした。その集めた情報をもとに自分の夢についてまとめ、発表をした。
- 成果
-
多くの地域の方から話を聞いて得た学びを実際に学校生活のなかで活かす場面を設定することで、目的意識をもって活動に取り組む姿が見られるようになった。
仕事内容を調べるのではなく、職業の魅力ややりがいについて調べることで、様々な視点から自分を見つめ将来について具体的に考えることができた。 - 課題
-
- 来年度に向けて
-
将来の自分について考えることが苦手な児童が多いため、なりたい自分について考える機会を他教科や行事などで設定し、年間を見通して取り組む必要がある。